Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2017/12/04

コラム2つ:アディーチェのスピーチ

コラムを2つ書きました。チママンダのスピーチをめぐって。


 掲載は、12月6日発売の『ENGLISH JOUNAL 1月号』です。このブログでもここで触れた、今年ウィリアムズ大学で行ったアディーチェのスピーチが載っています。コラムのタイトルは「注目の作家が発信するスリリングなことば」そして「変革の力をくれる知性と誠実さ」。

 アディーチェのスピーチは、トランプ大統領が現実のものとなってから、フェミニズムを超えてさらに明解に、さらに力強く、わかりやすい表現で、現代世界へ切り込んでいくようになりました。ナイジェリアは自分が育ったころは軍事独裁政権で、不正があっというまに日常になっていったと。それは違う! と声をあげないと、あっという間に人はその不正に慣れていくのだと。


 よかったらぜひ、ぱらぱらしてみてください!