Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2017/05/17

3日後に迫りました ── B&Bのイベント!

B&Bのイベントが3日後に迫ってきました。もう一度ここに告知いたします。星野智幸さんとアディーチェの『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』について語ります。どきどき。

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チママンダ・アディーチェの『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』刊行記念イベント、詳細が決まりました。風薫る5月、土曜の午後のマチネーです。ゲストはなんと、作家の星野智幸さん!

"フェミニスト"が生まれかわる

日時:5月20日(土曜日)午後3時~5時
場所:下北沢 B&B
出演:くぼたのぞみ × 星野智幸

予約も始まりました。こちらから。

*****B&Bのサイトから引用します****

ナイジェリアに生まれ、アメリカとナイジェリアに暮らす作家チママンダ・ンゴズィ・アディーチェが、2012年12月にTEDxEuston(アフリカに焦点を当てて毎年開かれている会議 http://tedxeuston.com)で行なったスピーチ「We Should All Be Feminists」のテキストが、この春、日本語版として書籍化されました!
「フェミニストという言葉やフェミニズムという考え方そのものに、ステレオタイプの型がはめられているように思えてならない」という問題意識から、アディーチェは「フェミニスト」を「ジェンダーについては今日だって問題があるよね、だから改善しなきゃね──という人」のすべてだと定義します。このスピーチからは、ビヨンセがアディーチェの声をサンプリングした曲を発表したり、Dior Tシャツをつくったり、スウェーデン政府が16歳のすべての子どもにテキスト全文を配布するなどの広がりを見せ、世界中で話題になりました。 

男性、女性にかぎらず、どんな人も、窮屈な価値観から自由になろう。「フェミニスト」ということばをリフレッシュさせるのは、わたしたちひとりひとりなのだから――そんなメッセージを短いながら過不足ない構成でいきいきと伝えてくれるこの本には、誰もが励まされることでしょう。

本書の刊行を記念し、アディーチェの作品を日本語に訳してきたくぼたのぞみさん、そして本書の書評を執筆され、そこで「ジェンダーに縛られているのは実は男も同じなのであり、アディーチェの言葉に解放を味わってもいいのだ。平等をともにめざすフェミニストたることは、男にとっても自分を取り戻す行為なのだから。」と述べる作家の星野智幸さんをお招きし、おふたりに本書のテキストを中心に、フェミニズムについて、アディーチェについてお話いただきます。

この集いに、新たなフェミニストとして、あなたもぜひお越しください。

We Should All Be Feminists
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星野智幸さんの書評はいま発売中の『文藝』に掲載されています。こちらもぜひ!