Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2014/08/19

これでわかるクッツェーの世界/再度、お知らせ!

9日後に迫ってきました!

<イベントのお知らせ>

『サマータイム、青年時代、少年時代──辺境からの三つの〈自伝〉』(インスクリプト刊)刊行記念イベント


 日時:8月28日(木)午後7時半から

 場所:池袋ジュンク堂本店4Fのカフェ



  田尻芳樹(東京大学准教授)
  都甲幸治(早稲田大学教授)
  くぼたのぞみ(翻訳者)

 入場料:1000円(飲み物代を含む)

 J・M・クッツェーは南アフリカに住んでいるころから、世界中の耳目を集めつづけている「世界文学」の最重要作家の一人です。昨年3月の第一回東京国際文芸フェスティヴァルにも特別招待作家として招聘され、3度目の来日をはたしました。

 今回のイベントは、この作家とサミュエル・ベケットへの関心を共有し、いくつものクッツェー論を展開する東京大学准教授、田尻芳樹氏、またクッツェー作品を深く読み込み、幅広い読者にその魅力を紹介してきた早稲田大学教授、都甲幸治氏、そして、1989年に初訳『マイケル・K』で日本の読者にクッツェーを紹介してから今日までに5つの作品を訳し、クッツェーの世界にどっぷり浸かってしまった(笑)訳者、くぼたのぞみが、夏の夜、クッツェー談義に花を咲かせます。

 クッツェーは今後ますますその存在が世界的な重要性をもつようになる作家と思われます。アカデミズムの場以外で、このような議論やトークの場が設けられるのは今回が初めて(?)かもしれません。ぜひ、夏の夜のクッツェー談義をごいっしょに!