Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2013/12/01

毎日新聞の書評:『ある北大生の受難──国家秘密法の爪痕』

今朝の毎日新聞に掲載された中島岳志氏の書評です。『ある北大生の受難──国家秘密法の爪痕』(上田誠吉著 花伝社刊)です。戦前に起きた事件の内容は、いま、きわめて切迫しています。お薦めします。

「処罰の対象は必ず一般市民にまで及ぶ。本人が全く意図しない事柄でも、唐突に罪が着せられ、みせしめ的に逮捕・収監されるのだ」──まさに秘密保護法が成立したらどうなるかを予見させる内容です。

今日は午後、都心に用があるので、新宿西口も通りかかる予定です。