Elizabeth Costello : I believe in what does not bother to believe in me.──J. M. Coetzee

2008/09/08

トロント国際映画祭で『Disgrace/恥辱』プレミア上映

現地時間で9月6日夕刻、J.M.クッツェーの原作をもとにした映画『Disgrace/恥辱』が初公開されました。

写真左から、デイヴィッド・ルーリー役のジョン・マルコヴィッチ、脚本のアナ=マリア・モンティセッリ、ルーシー役のジェシカ・ヘインズ、監督のスティーヴ・ジェイコブズ。

詳しくはこちらで、
http://tiff08.ca/filmsandschedules/films/disgrace

写真は、
http://uk.news.yahoo.com/ap/20080907/img/pen-toronto-film-festival-d-60eec7f4b187.html

記事は、
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0,25197,24309727-5013404,00.html

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早く観たい!!!!──エスペランサのつぶやき

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追記(2008.9.13):「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」にこの映画の評(Joan Dupont 記者)が載りました。そのなかでクッツェーがこの映画について述べたコメントが引用されています。

「スティーヴ・ジェイコブズは、南アフリカという大きな風景のなかに物語を溶け込ませることに巧く成功している。中心となる俳優たちは力強く、考え抜いた演技をしている」

ますます楽しみになってきました。その記事によれば、すでに配給権は南アフリカをはじめ、ヨーロッパ各国、トルコ、イスラエル、ブラジル、メキシコに売れたと伝えられています。日本の配給会社も早く買ってください!